1984-07-03 第101回国会 衆議院 大蔵委員会 第28号
「当面の目標を達する過程においても、ソーダ工業用等輸入原塩を直接使用する分野にまで需要を拡大していくことが望ましいと考えられ、そのためには、企業自らの努力で製塩技術の改良開発を進めるのみにとどまらず、海水総合利用、発電とのコンビナート化等を含めて、たえず技術革新を続けることが必要である。」こういうぐあいにうたってありますし、その当時の委員会での審議の中でも答弁をされております。
「当面の目標を達する過程においても、ソーダ工業用等輸入原塩を直接使用する分野にまで需要を拡大していくことが望ましいと考えられ、そのためには、企業自らの努力で製塩技術の改良開発を進めるのみにとどまらず、海水総合利用、発電とのコンビナート化等を含めて、たえず技術革新を続けることが必要である。」こういうぐあいにうたってありますし、その当時の委員会での審議の中でも答弁をされております。
先ほどまあ私はちょっと申し上げましたトラックの問題一つにいたしましても、やはり工業というものは再編成してコンビナート化していくというのはこれ当然だ。私は石油コンビナートとあの発想がやっぱり産業の新しい時代のあり方だと。
しかるに近年、高度成長政策のもとにコンビナート化が進められ、日本各地の海岸は埋立てられ自然が大きく破壊されるとともに、埋立地の水ぎわに至るまで企業に占拠されて、住民の「入浜権」は完全に侵害されるに至った。多くの公害もまたここから発している。われわれは、公害を絶滅し、自然環境を破壊から守り、あるいは自然を回復させる運動の一環として、「入浜権」を保有することをここに宣言する。
すなわち昭和三十年代の後半ごろから破壊が目立ってきたのでありますが、ちょうどたまたまそれが三十年代後半から進められましたコンビナート化ということと、くしくも軌を一にしているわけでございます。
富山市の場合について若干申し上げますと、昭和三十年代からいわゆる国の施策に呼応いたしまして新産業都市の指定を受けまして、そしてまた工場誘致を基本とした都市づくり、こういう方向に進んでまいったわけでありますが、この間に、振り返ってみますと、火力発電所の立地やあるいは石油化学工業コンビナート化、こういったことが急速に進んでまいったというふうに見て差しつかえないと思います。
お尋ねがございましたコンビナートにつきましては、原料から製品までの生産工程の中で、どういう組み合せのしかたが一つの工業基地として適当であるかという意味でのコンビナート化については、やはり、ある一つのコンビナートが必要であると考えておりますが、しかし、そのコンビナートがその地域に立地いたしますときに、その地域の環境問題なり、あるいは地域住民の利害との関係につきましては、十二分に調整が必要であるということを
そういう立場からいいますと、志布志の、いま昭和六十年を目標にして進められております、いろいろ論議されているあそこの石油基地化、石油コンビナート化という問題については、これは政治家としては、何か飛びついたような言い方はおかしいのではないか。
○広瀬(秀)委員 答申では「当面の目標を達する過程においても、ソーダ工業用等輸入原塩を直接使用する分野にまで需要を拡大していくことが望ましいと考えられ、そのためには、企業自らの努力で製塩技術の改良開発を進めるのみにとどまらず、海水総合利用、発電とのコンビナート化等を含めて、たえず技術革新を続けることが必要である。」
確かに先生御指摘のとおりに、現在石油化学工業はコンビナート化が進みまして、非常に複雑な状態になってまいっております。したがいまして、肥料もまたコンビナートの一部として組み入れられている場合が多い。したがって、単独工場として動いている場合が非常に少ないわけでありますから、原価調査の場合におきましても、肥料単独工場の場合に比べまして複雑化していることは、全く御指摘のとおりであると存じます。
それで、細島のコンビナートの議論がありましたときの経過を申し上げますと、第二期計画と申しますのは、この砂糖工場とブドウ糖、果糖工場だけでは食品コンビナートの名に実はあまり値しないわけでございまして、このほかにさらに高度にコンビナート化を推進するといいますか、たとえば砂糖工場の糖蜜とデーツの種子あるいは果肉を原料とするえさの工場をつくる、あるいはブドウ糖から有機合成化学工場をつくるとか、ないし製薬工場
いますが、ただ、しかし、あの周辺の今後の開発計画とも合わせまして、やはり、何と申しましても、有明、三池、あの周辺におきます臨海工業地帯と申しますか、三池の炭を中心に考えていくのが一番経済的であり合理的であるというふうに考えておりますので、私どもといたしましては、特にこの三池の炭をどう需要を確保していくか、こういう大問題が控えておりますだけに、地元の産炭地に、火力の建設を初め、先生御指摘のようなコンビナート化
沼津・三島地区のように石油化学や火力発電の進出によるコンビナート化を公害発生の危険をたてにしまして強く拒否した事態も起こっております。しかし、もしわが国の工業開発適地の周辺の住民が将来沼津・三局地域の人たちと同じように産業公害の危険に対する危惧のために工業開発にまっこうから反対することになっては、国の将来に容易ならざる事態を招く危険がございます。
あるいは中小企業基本法に基づいて、中小企業の整理、合理化、自由化になった場合に、海外の製品と自由競争ができない中小企業は整理をしていく、そうして投資育成会社をつくりまして、成長産業に見込みのあるものだけを育成していく、その他は整理していく、あるいは大企業につきましては、特定産業振興法によりまして、合併、集中、大コンビナート化によりまして、そうして大資本の独占集中を強化していこうとしております。
次に、苫小牧臨海工業地帯でありますが、この開発は、広大な工業適地と豊富な工業用水を有する北海道のうち、特に用地用水、原料資源及び陸上交通等立地条件に恵まれた苫小牧に工業港を築設し、鉄鋼、石油を基幹産業としたコンビナート化による臨海工業地帯を造成し、中核工業地帯の造成と重化学工業の振興を重点施策とする第二期北海道総合開発計画の主柱としようとするものであります。
○安田敏雄君 ただいま主産地形成であるとか、あるいはまた自立農家の育成というような問題に触れてきたわけでございますけれども、今日の産業の状態を見ますというと、工業におきましても、あるいは商業関係におきましても、その企業というものがマンモス化してきている、あるいはコンビナート化しておる、そういうような問題をあげましたときに、農業を単に自立経営というような小規模の問題で解決していくということにつきましては
たとえば、ことにヨーロッパ共同市場で西独なんか非常にコンビナート化が進んでおるといいますが、それからフランス、イタリー等々、シックスの諸国もだんだんと企業単位が拡大するという方向にあるということですが、そういうものと独禁法との関係、諸外国ではどういうふうにやっておるか、何か……。今ここでなくてもいいのですが、そういうものをお調べになったようなものでもありましたらば資料をひとつ。
もう一つ伺いたいのは、最近企業の単位を大きくしている、いわゆるコンビナート化の問題です。EECに対抗してコンビナート化する。それには独禁法がじゃまである。独禁法の改正の問題が話題に上っておりますね。山際日銀総裁なんか、新聞記者会見で改正の必要があるのではないかということを述べているのです。改正論が一つありますね。
特に今お尋ねの、いわゆるコンビナート化いたします場合に、そう多くの従業員の雇用が考えられないというお話も実はごもっともでございます。御承知のように、現在の工場敷地面積当たりの従業員の数を申し上げますと、臨海工業地帯で大体百坪に一人ですか、内陸の方におきましては四十坪に一人というような状況になっております。
あるいは、あとで御質問したいと思うんですが、新産業体制としてのコンビナート化とか、それに関連する独禁法の改正の問題があると思うんです。しかし、それに劣らず、やはり海外市場の条件というものが非常に重要だと思うんですよ。それに劣らないと思うんです。そこで、これまでアメリカの市場の問題について質問してきたんですが、次にEECですよ。
○木村禧八郎君 通産省としては、大コンビナート化ですか、これを所得倍増計画の一環としてもそういうことを進めていると思うのですが、それで独禁法自身は改正しないとしましても、独禁法の適用除外の法律を出されようとしているのじゃないかと思うのです。自動車に関する法律とか、あるいはまた輸出入取引法の改正を今度の国会へ出されるかどうか。そういう適用除外の法律を出されるのではないか。
ヨーロッパでは、御承知のように、西ドイツは非常な大コンビナート化が進んで、大体完了している。今度は、フランスとか、イタリアとか、その他の西ドイツをのけた六つの中の国が非常に急速にコンビナート化を進めていこうとしていると伝えられている。